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りち
ふりがな文庫
“りち”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
リチ
語句
割合
理智
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
理智
(逆引き)
それも明るい貴族的なラファエルよりも、素朴な単純なミレーを好み、
理智
(
りち
)
的に円満なダビンチよりも、悲哀と
破綻
(
はたん
)
に終ったアンゼロを愛するという具合です。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
また
作者
(
さくしや
)
が愛を
熱心
(
ねつしん
)
に
宣傳
(
せんでん
)
して居るやうな
場合
(
ばあひ
)
にでも、寧ろその
理智
(
りち
)
を以て
故
(
ことさ
)
らにそれを
力説
(
りきせつ
)
しようとする爲めに、どうかするとその愛は、
作者
(
さくしや
)
の心から
滲
(
にじ
)
み出たものではなくて
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
彼は論理に於て尤も強い代りに、心臓の作用に於て尤も弱い男であつた。彼が近来
怒
(
おこ
)
れなくなつたのは、
全
(
まつた
)
く
頭
(
あたま
)
の
御蔭
(
おかげ
)
で、
腹
(
はら
)
を
立
(
た
)
てる程自分を馬鹿にすることを、
理智
(
りち
)
が
許
(
ゆる
)
さなくなつたからである。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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