“りきぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
力蔵66.7%
力造33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どれでも力蔵りきぞうっているようなおもちゃの一つでも自分じぶんつことができたなら、自分じぶんはどんなにうれしいかしれないとおもいました。
星の世界から (新字新仮名) / 小川未明(著)
五百の姉長尾氏やすはこの年新富座附しんとみざつきの茶屋三河屋みかわやで歿した。年は六十二であった。この茶屋の株はのち敬の夫力蔵りきぞうが死ぬるに及んで、他人の手に渡った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
といって、良吉りょうきちからそれをかえしてってゆきました。そのあとで、良吉りょうきちはさも名残惜なごりおしそうにして、力蔵りきぞううし姿すがた見送みおくっていました。
星の世界から (新字新仮名) / 小川未明(著)
力蔵りきぞうはほしいものは、なんでもってもらいました。流行はやりのおもちゃも、きれいなほんも、いろいろのものをっていました。
星の世界から (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこで二度目のくじきが行われて今度は力造りきぞうという男がくじに当たった。
鬼退治 (新字新仮名) / 下村千秋(著)