“りきしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
力車50.0%
力者50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驟雨しうういて力車りきしやに乗り市内を見物して廻つたが、椰子やしは勿論、大きな榕樹ようじゆ、菩提樹、パパイヤじゆ爪哇竹ヂヤワちくなどの多いのが眼に附く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
力車りきしや、一輪車、電車、あらゆる種類の車と、あらゆる人種を交へた通行人とが絡繹らくえきとしながらの衝突も生じないのを見ると
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
桟橋へあがつて東洋汽船会社の前あたりへ来ると、一本線の電車や二頭の牛を附けた撒水さんすゐ車や、赤い真鍮粉しんちうこ梨地なしぢをした力車りきしやなどがづ目を引いた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
涙と影を踏みにじる力者りきしや
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)