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らんとうば
ふりがな文庫
“らんとうば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
卵塔場
66.7%
乱塔場
11.1%
卵塔婆
11.1%
乱塔婆
5.6%
蘭塔婆
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卵塔場
(逆引き)
十年振りでめぐり合った父が直ぐにここの土になろうとは、まるで
一晌
(
いっとき
)
の夢としか思われなかった。しかもその夢はおそろしい夢であった。
卵塔場
(
らんとうば
)
には春の草が青かった。
心中浪華の春雨
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
らんとうば(卵塔場)の例文をもっと
(12作品)
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乱塔場
(逆引き)
僧「前が一面
乱塔場
(
らんとうば
)
で、裏はずうと山じゃな」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
らんとうば(乱塔場)の例文をもっと
(2作品)
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卵塔婆
(逆引き)
浩さんの墓は古いと云う点においてこの古い
卵塔婆
(
らんとうば
)
内でだいぶ幅の
利
(
き
)
く方である。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
らんとうば(卵塔婆)の例文をもっと
(2作品)
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乱塔婆
(逆引き)
しかし暗闇坂は車の
上
(
のぼ
)
らぬほど急な曲った坂でその片側は
全長寺
(
ぜんちょうじ
)
の墓地の樹木鬱蒼として日の光を
遮
(
さえぎ
)
り、
乱塔婆
(
らんとうば
)
に雑草
生茂
(
おいしげ
)
る有様何となく物凄い坂である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
らんとうば(乱塔婆)の例文をもっと
(1作品)
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蘭塔婆
(逆引き)
次の部屋は一面の
蘭塔婆
(
らんとうば
)
、舞台をぐっと薄暗くして、柳の自然木の下、
白張
(
しらはり
)
の提灯の前に、メラメラと
焼酎火
(
しょうちゅうび
)
が燃えると、塔婆の蔭から、髪ふり乱して、型のごとき
鼠色
(
ねずいろ
)
の
単衣
(
ひとえ
)
を着た若い女が
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
らんとうば(蘭塔婆)の例文をもっと
(1作品)
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