トップ
>
よねはち
ふりがな文庫
“よねはち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
米八
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米八
(逆引き)
潜門
(
くぐりもん
)
の板屋根には
痩
(
や
)
せた柳が
辛
(
から
)
くも若芽の緑をつけた枝を
垂
(
たら
)
している。冬の昼過ぎ
窃
(
ひそ
)
かに
米八
(
よねはち
)
が病気の
丹次郎
(
たんじろう
)
をおとずれたのもかかる
佗住居
(
わびずまい
)
の
戸口
(
とぐち
)
であったろう。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「そいつも、一つ、タカノコモコ、と願いたいよ。……何しろ、
米八
(
よねはち
)
、
仇吉
(
あだきち
)
の声じゃないな。
彼女等
(
きゃつら
)
には梅柳というのが
春
(
しゅん
)
だ。夏やせをする
質
(
たち
)
だから、今頃は出あるかねえ。」
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
潜門
(
くゞりもん
)
の
板屋根
(
いたやね
)
には
痩
(
や
)
せた
柳
(
やなぎ
)
が
辛
(
から
)
くも
若芽
(
わかめ
)
の緑をつけた枝を
垂
(
たら
)
してゐる。冬の
昼過
(
ひるす
)
ぎ
窃
(
ひそ
)
かに
米八
(
よねはち
)
が病気の
丹次郎
(
たんじらう
)
をおとづれたのもかゝる
佗住居
(
わびずまひ
)
の
戸口
(
とぐち
)
であつたらう。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
よねはち(米八)の例文をもっと
(8作品)
見る