“よしてる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
義輝80.0%
義光20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旗本加頭かとう一家、三人兄弟は、一番上の義輝よしてるが凄かった。それこそ、巌夫が円朝の怪談ばなしでやるより真の凄味だった。ある日、あたしはお稽古けいこがおくれて、日が暮てから帰ってきた。
その不忠節は、前代義輝よしてる将軍も同様であったが、わけても当今至尊しそんにつかえまつる念がうすく、幕臣どもみな王事を閑却かんきゃくしているふうがある。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
義光よしてる殿のご子息の筈、お父上のお見事なるご最期さいごは敵軍の中にまぎれ入り、この眼にてさっき方見申してござる! ……忠義の亀鑑きかん、武士の手本
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
村上彦四郎義光よしてるの御身代りに依つて吉野を落ち給ひし、護良親王から諸国の武士に賜うた高時追討の令旨は、北條氏の無力に愛想を尽かしてゐた諸国の武士に、有効適切に作用して
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
村上彦四郎義光よしてるは、大手の勢に加わって、悪戦苦闘をつづけていたが、敵搦め手から寄せたと聞き、宮家の御事おんこと心もとなく、蔵王堂まで引き返して来た。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
赤地錦の直垂ひたたれに、色かんばしい緋縅ひおどしよろい、すなわちあさひ御鎧おんよろいを召された、大塔宮護良だいとうのみやもりなが親王は、白磨きの長柄をご寵愛の家臣、村上彦四郎義光よしてるに持たせ、片岡八郎その他を従え
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)