トップ
>
やまびる
ふりがな文庫
“やまびる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山蛭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山蛭
(逆引き)
木から落ちる
山蛭
(
やまびる
)
に、
往来
(
ゆきき
)
の人に取りつく
蚋
(
ぶよ
)
に、
勁
(
つよ
)
い風に鳴る
熊笹
(
くまざさ
)
に、旅するものの行き悩むのもあの
山間
(
やまあい
)
であるが、音に聞こえた高山路はそれ以上の険しさと知られている。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
大密林の中で
山蛭
(
やまびる
)
にくいつかれながら、いわゆる現地自活をやっていたのである。
比島投降記:ある新聞記者の見た敗戦
(新字新仮名)
/
石川欣一
(著)
又は露多き
苔道
(
こけみち
)
をあゆむに
山蛭
(
やまびる
)
ひいやりと
襟
(
えり
)
に
落
(
おつ
)
るなど怪しき夢
計
(
ばかり
)
見て
覚際
(
さめぎわ
)
胸あしく、日の光さえ
此頃
(
このごろ
)
は薄うなったかと疑うまで天地を我につれなき者の
様
(
よう
)
恨む
珠運
(
しゅうん
)
、旅路にかりそめの
長居
(
ながい
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
やまびる(山蛭)の例文をもっと
(11作品)
見る
検索の候補
やまひる
やるびる