トップ
>
やつばがた
ふりがな文庫
“やつばがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
八葉潟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八葉潟
(逆引き)
五日目の
大入
(
おおいり
)
を
刎
(
は
)
ねたあとを、
涼
(
すず
)
みながら船を
八葉潟
(
やつばがた
)
へ浮べようとして出て来たのだが、しこみものの
鮨
(
すし
)
、
煮染
(
にしめ
)
、
罎
(
びん
)
づめの酒で月を見るより、
心太
(
ところてん
)
か安いアイスクリイムで、
蚊帳
(
かや
)
で寝た方がいゝ
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
川は
三
(
みっ
)
つの瀬を一つに、どんよりと
落合
(
おちあ
)
つて、
八葉潟
(
やつばがた
)
の波は、なだらかながら、
八
(
やっ
)
つに打つ……星の
洲
(
す
)
を
埋
(
うず
)
んだ銀河が流れて
漂渺
(
ひょうびょう
)
たる月界に
入
(
い
)
らんとする、
恰
(
あたか
)
も
潟
(
かた
)
へ出口の
処
(
ところ
)
で、その一陣の風に
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やつばがた(八葉潟)の例文をもっと
(1作品)
見る