“やさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弥作50.0%
矢作25.0%
八作12.5%
彌作12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小石川白山はくさんのあたりに家がある。小山弥作やさく氏、直槙ちょくしんは、筆者と同郷の出で、知人はかれ獅子屋ししやさんと渾名あだなした。誉過ほめすぎたのでもありません、軽く扱ったのでもありません。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「今ね、そこを町屋の矢作やさくさんが死んで通ったのを見て、おら、ちゃンのことが心配になって来た」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一 八尾やを八作やさく八峯やみね八つ塚大杉の森の中なる大伽藍哉
鹿野山 (旧字旧仮名) / 大町桂月(著)
小旦那こだんな……小旦那……。昨夜ゆうべまた彌作やさくの内で鶏をられたと云いますよ。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)