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やくしにょらい
ふりがな文庫
“やくしにょらい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
薬師如来
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薬師如来
(逆引き)
この本尊である
薬師如来
(
やくしにょらい
)
は、そもそも
光明
(
こうみょう
)
皇后眼病
平癒
(
へいゆ
)
祈願のためにと、ここの尼僧は説明してくれたと記憶するが、それで特に眼が大きく鋭く作られてあるのかと思う。
大切な雰囲気:03 大切な雰囲気
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
ふと見ると、内陣の深くは、赤い
蜘蛛
(
くも
)
の巣がかがやいている。そして、
剥落
(
はくらく
)
した
金泥
(
きんでい
)
の
薬師如来
(
やくしにょらい
)
か何かの仏像の足元から、朱金の焔がメラメラと
厨子
(
ずし
)
の一角をなめ上げているのでした。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこから木立を隔てて見えるのは、月光の底に沈んでいる二十八柱の
大伽藍
(
だいがらん
)
、僧
行基
(
ぎょうき
)
のひらくという医王山
薬師如来
(
やくしにょらい
)
の
広前
(
ひろまえ
)
あたり、
嫋々
(
じょうじょう
)
としてもの淋しい
遍路
(
へんろ
)
の
鈴
(
りん
)
が
寂寞
(
せきばく
)
をゆすって鳴る……。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(6作品)
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