“もゝき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百樹75.0%
百木25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百樹もゝき曰、唐土もろこしにも弘智こうちたる事あり。唐の世の僧義存ぎそんぼつしてのちしかばね函中はこのなかおき、毎月其でしこれをいだし爪髪つめかみのびたるを剪薙はさみきるをつねとす。
百樹もゝきいはく、我が幼年えうねんの頃は元日のあしたより扇々と市中をうりありくこゑ、あるひは白酒々の声も春めきて心ものどかなりしが此声今はなし。
裏山に雪の来ぬると湖岸うみぎし百木もゝきの紅葉散り急ぐかも
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)