“むぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
91.9%
土竜2.7%
田鼠2.7%
鼹鼠2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝兵衛が覗いてみると、むぐら真菰まこもなどが、わらわらに枯れ残った、荒れはてた広い庭の真中に、路考髷を結い、路考茶の着物に路考結び。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
大学校の大教室でっけえへやに、椅子で煙草をんでござった、人間離れのした神々しいえらい処を見ぬ前だで——あれを見た目にゃ、こんなその、土竜むぐら見たようになってしもうた俺が手で
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
昔みし田鼠むぐらうづらの山ざくらしてののちは花もちらほら
鼹鼠むぐらが唄をうたふなら
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)