“みやい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宮居77.8%
宮殿11.1%
宮入5.6%
皇居5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめて心付くと、先刻さっきながめた城に対して、稜威みいずは高し、宮居みやいの屋根。雲に連なるいらかの棟は、玉を刻んだ峰である。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かつてうるわしくおおいなる宮殿みやい——
神輿の宮入みやいりもみに行ったのである。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
槍岳のいただきでは、清君と燁代さんが、岩にひざまずいて、はるかに北の空千代田の皇居みやいの方を、ふし拝んでいた。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)