“みもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水守50.0%
看護50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
招かれた先の、常陸石田の大叔父も、羽鳥はとり水守みもりの両叔父も、みな家人家族をつれて、わざわざこの川岸まで、見送りに来たものだった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「正客は、源護どの。水守みもりの良正、羽鳥の良兼など、ごく内輪だけにしておいたが」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「しかたがない。しばしの間、さびしい思いを忍んでくれ。きっと、冬の初霜が降りぬまに、以前にまさる味方をつのって、羽鳥はとり水守みもりの敵に、逆襲さかよせをくわせ、そして、そなたを迎えに来るから……」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
角右衞門は村方一同にく思われて居る人故、代る/″\見舞にまいるうちに、六月の晦日頃みそかごろう息も絶え/″\になりましたゆえ、家内親類枕元を取巻き看護みもりをして居り
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)