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みちあふ
ふりがな文庫
“みちあふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
充溢
33.3%
満溢
33.3%
盈溢
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
充溢
(逆引き)
新約聖書全体が同じ思想を以て
充溢
(
みちあふ
)
れて居る、即ち知る聖書は来世の実現を背景として読むべき書なることを、来世抜きの聖書は味なき意義なき書となるのである
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
みちあふ(充溢)の例文をもっと
(1作品)
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満溢
(逆引き)
大鍋の中の
油汁
(
けんちん
)
は
沸々
(
ふつ/\
)
と煮立つて来て、甘さうな
香
(
にほひ
)
が炉辺に
満溢
(
みちあふ
)
れる。
主婦
(
かみさん
)
は其を
小丼
(
こどんぶり
)
に盛つて出し、酒は
熱燗
(
あつかん
)
にして、一本づゝ古風な徳利を二人の膳の上に置いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
みちあふ(満溢)の例文をもっと
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盈溢
(逆引き)
『外国事』にいう、
毘呵羅
(
ひから
)
寺に神竜ありて、倉中に往来す、奴米を取る時、竜
却後
(
ひっこ
)
む、奴もし長く取れば竜与えず、倉中米尽くれば、奴竜に向い拝すると、倉
即
(
やがて
)
盈溢
(
みちあふ
)
る(『淵鑑類函』四三七)。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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