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みぞばた
ふりがな文庫
“みぞばた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
溝端
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
溝端
(逆引き)
とどの顔も
白茶
(
しらちゃ
)
けた、影の薄い、
衣服前垂
(
きものまえだれ
)
の
汚目
(
よごれめ
)
ばかり火影に目立って、
煤
(
すす
)
びた羅漢の、トボンとした、寂しい、濁った形が
溝端
(
みぞばた
)
にばらばらと残る。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
溝端
(
みぞばた
)
の
片陰
(
かたかげ
)
に、
封袋
(
ふうたい
)
を切って
晃乎
(
きらり
)
とする、薬の
錫
(
すず
)
を
捻
(
ひね
)
くって、伏目に辰吉の
彳
(
たたず
)
んだ
容子
(
ようす
)
は、
片頬
(
かたほ
)
に
微笑
(
ほほえみ
)
さえ見える。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水鷄
(
くひな
)
が
鐵棒
(
かなぼう
)
をひくやうに、
雨戸
(
あまど
)
もたゝけば、
溝端
(
みぞばた
)
を
突駛
(
つツぱし
)
る。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
みぞばた(溝端)の例文をもっと
(3作品)
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