“みかね”の漢字の書き方と例文
語句割合
見兼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云っているのを、同じ長屋にいるおとらという婆さんが見兼みかねて出てまいり
市之丞義見兼みかね候や一兩日すぎ候と金子二十五兩持參致し先年の恩報おんほうじなりとて差出し候へども私し儀一たん市之丞にめぐみたる金子を今如何に困窮こんきうなせばとて請取候ては昔しの志ざしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
突合つきあはせ相談なすに妻のお梅は漸く二十三歳にて縹緻きりやうもよく志操こゝろざしやさしき者なるがをつと難儀なんぎ見兼みかね何事も御主人樣ごしゆじんさまのお爲なれば此身を一年のあひだ何方いづかたなりとも水仕奉公みづしほうこうに遣られ其給金にて夜具蒲團を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)