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まきのしま
ふりがな文庫
“まきのしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
真木島
50.0%
絶影島
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真木島
(逆引き)
真木島
(
まきのしま
)
の十郎は、
腿
(
もも
)
の傷が痛まないように、そっとねがえりをうちながら、
喉
(
のど
)
のかわいたような声で、
沙金
(
しゃきん
)
にささやいた。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
真木島
(
まきのしま
)
の十郎と、
高市
(
たけち
)
の
多襄丸
(
たじょうまる
)
と、——ああ、そうだ。
関山
(
せきやま
)
の
平六
(
へいろく
)
へは、お前さんに、言づけを頼もうかね。」
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
真木島
(
まきのしま
)
の十郎、
関山
(
せきやま
)
の
平六
(
へいろく
)
、
高市
(
たけち
)
の
多襄丸
(
たじょうまる
)
と、まだこれから、三軒まわらなくっちゃ——おや、そう言えば、油を売っているうちに、もうかれこれ
未
(
ひつじ
)
になる。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
まきのしま(真木島)の例文をもっと
(1作品)
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絶影島
(逆引き)
すると又そのうちに吾輩がタッタ一人で、淋しい
絶影島
(
まきのしま
)
の離れ家に引込んだ話を風の便りに聞いたので、これには何か
仔細
(
わけ
)
が在りそうだ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
近来珍らしい二百二十
日
(
か
)
だよ。
夜半
(
よなか
)
過ぎたら風速四十
米突
(
メートル
)
を越すかも知れん。……おまけにここは朝鮮最南端の
絶影島
(
まきのしま
)
だ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
美事な日本晴れの
朝凪
(
あさな
)
ぎで、さしもの玄海灘が
内海
(
うちうみ
)
か
外海
(
そとうみ
)
かわからない。
絶影島
(
まきのしま
)
を中心に左右へ引きはえる山影、
岩角
(
がんかく
)
は宛然たる名画の
屏風
(
びょうぶ
)
だ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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