“ほりいだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
掘出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてはとそのちかくを隈無くまな掻起かきおこしけれど、他に見当るものは無くて、倉前とおぼしあたりより始めて焦壊こげくづれたる人骨を掘出ほりいだせり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
掘出ほりいだし候ところかみへも御屆申上げずひそかに自分方へ仕舞置しまひおき候旨をば訴へに及びたり役人中此由を聞き吟味の上兵助を役所へ呼寄よびよせ其方事此度はたけより古金のかめ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
日の光いたらぬ山のほらのうちに火ともしいりてかね掘出ほりいだ
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)