“ほもめん”の漢字の書き方と例文
語句割合
帆木綿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大祝賀會だいしゆくがくわいもようすとのことその仕度したく帆木綿ほもめんや、ほばしらふるいのや、倚子いすや、テーブルをかつして、大騷おほさわぎの最中さいちう
右左に帆木綿ほもめんのとばりあり、上下にすじがね引きて、それを帳の端の環にとおしてあけたてす。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
幾つかのかがりで、そこらは白昼のよう。前には小流れがあって、背後うしろに山を負うて帆木綿ほもめんの幕屋。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)