“ほっしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
発心93.2%
法身6.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……おいも笠も、用意をしたと、毎日のように発心ほっしんから、支度したく、見送人のそれぞれまで、続けて新聞が報道して、えらい騒ぎがありました。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
また、彼が何の発心ほっしんか、近ごろになって著述の筆をとりはじめて、自叙伝めいたものを書き出したということも前に書きました。
理法として存在する仏陀であるが故に、これを「法身ほっしん仏陀ぶっだ」と言います。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
釈尊の肉身はくなっても、因縁という真理そのものは、因縁という法は、法身ほっしんすがたにおいて、永遠不滅なる仏教の真理として、いな、宇宙の真理として、今日においても儼然げんぜんと光っています。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)