“ほそごし”の漢字の書き方と例文
語句割合
細腰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不思議な尺八の音に、跫音あしおとぬすんで、そっと表の方へ廻って見ると、閉め切ってある窓の外に、尺八を持って、じっと、俯向いている細腰ほそごしの——白い人影。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
口許くちもととともに人品じんぴんくづさないでがある……かほだちがおびよりも、きりゝと細腰ほそごしめてた。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)