“ほうび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
褒美95.4%
褒賞2.8%
賞美0.9%
龐眉0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして勉強の褒美ほうびに芝居へ行かしてやると言われたので、いっそう熱心に勉強を始めた。彼はもう芝居のことしか考えていなかった。
それが何よりの上分別じょうふんべつ、このさい一番の思いつきでございます……とあって、左膳は、成功後の賞美ほうびを約して密々のうちに、つづみの与吉を奥州中村へ潜行させることになった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そして言語には尾張の国なまりがなく純然たる江戸弁であったそうである。三島中洲のつくった碑文には「君ハ龐眉ほうび隆準りゅうじゅん孱然せんぜんタル虚弱、かたちハ常人ヲエズ。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)