トップ
>
へきせつ
ふりがな文庫
“へきせつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
僻説
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僻説
(逆引き)
政事の論議に従事し、一代の時流を矯正して、民心の帰向を明らかにする思想家、素より偏見
僻説
(
へきせつ
)
を頑守し、衆を以て天下を脅かす
的
(
てき
)
の
所謂
(
いはゆる
)
政事家なるものに比較すべきにあらず。
国民と思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
明道
(
めいどう
)
の言を
罵
(
ののし
)
って、
豈
(
あに
)
道学の君子の
為
(
わざ
)
ならんやと
云
(
い
)
い、明道の
執見
(
しっけん
)
僻説
(
へきせつ
)
、
委巷
(
いこう
)
の曲士の
若
(
ごと
)
し、誠に
咲
(
わら
)
う可き也、と云い、明道何ぞ
乃
(
すなわ
)
ち自ら
苦
(
くるし
)
むこと
此
(
かく
)
の如くなるや、と云い、
伊川
(
いせん
)
の
言
(
げん
)
を評しては
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
蕪村は徂徠ら修辞派の主張する、文は漢以上、詩は唐以上と言えるがごとき
僻説
(
へきせつ
)
には同意するものにあらざるべけれど、唐以上の詩をもって粋の粋となしたること疑いあらじ。
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
へきせつ(僻説)の例文をもっと
(6作品)
見る