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へきくう
ふりがな文庫
“へきくう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
碧空
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碧空
(逆引き)
二人の頭の上では二百十一日の阿蘇が
轟々
(
ごうごう
)
と百年の不平を限りなき
碧空
(
へきくう
)
に吐き出している。
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうして、
石碣
(
せきけつ
)
の矢をつがえると、折から空の高くを飛び過ぎて行く渡り鳥の群に向って狙いを定める。弦に応じて、
一箭
(
いっせん
)
たちまち五
羽
(
わ
)
の大鳥が
鮮
(
あざ
)
やかに
碧空
(
へきくう
)
を切って落ちて来た。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
碧空
(
へきくう
)
澄める所には白雲高く飛んで
何処
(
いづこ
)
に行くを知らず、
金風
(
きんぷう
)
そよと渡る庭の
面
(
おも
)
には、葉末の露もろくも散りて空しく
地
(
つち
)
に玉砕す、秋のあはれは
雁
(
かり
)
鳴きわたる月前の半夜ばかりかは
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
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(7作品)
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