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ぶつもん
つまり、
一休さんは、
日かげの
身となったわけで、そんなことから、
大徳寺の
華叟禅師のもとに
弟子入りし、
仏門の
人となったわけです。
一休さんは、
幼時から、
目から
鼻に
抜けるような、りこうな
子供でしたが、そのりこうさが、
仏門に
入ってみがきをかけられ、
後世にのこるような
英僧にとなったわけでしょう。
一休さんの
頓智というものは、まるで、とぎすました
刄のような、
鋭さで、もし、
一休さんが、
仏門に
入って
徳をみがいたのでなければ、
大分危険なようにさえおもわれるところもあるくらいです。