“ぶつぱな”の漢字の書き方と例文
語句割合
拂放100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなれず二人の娘に逢してくれかみもおどろに振亂ふりみだし狂氣の如き形容ありさまに長庵ほとんどあぐみはて捨置すておくときは此女から古疵ふるきずおこらんも知れぬなりどくくはば皿とやら可愛さうだがお安めも殺して仕舞しまほかは無いが如何なる手段で殺してくれん内で殺さば始末しまつが惡し何でも娘兩人に逢してやる誘引出おびきだし人里遠き所にて拂放ぶつぱなすより思案は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)