“ふんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分時60.0%
粉膩20.0%
紛事20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しめ時計とけいは九ぎ二十三分時ふんじところなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
風は粉膩ふんじってなまめかしき香を辰弥に送れり。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
官兵衛孝高よしたか事、旧主小寺政職おでらまさもとを説破。ただちにまた伊丹へも入城。摂津守村重せっつのかみむらしげと対面の上、御意ぎょいの儀、きっと談じ遂げ申すべく、決死おもむきおり候えば、紛事ふんじ一決期して御待ち被遊あそばさるべく。——云々。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)