分時ふんじ)” の例文
多治見たじみにいち早く私たちを出迎えてくれて、それから中津川に着くまでの汽車中を分時ふんじも宣伝の饒舌じょうぜつを絶たなかった、いささかけものへんの恵那峡人Yという、鼻の白くて高い痩せ形の熱狂者が
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
しめ時計とけいは九ぎ二十三分時ふんじところなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
やすらかな五分時ふんじぎゆく……
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)