“ふれふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不漁66.7%
不獵33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆゑに、どんな不漁ふれふときでも、打石斧だせきふを五六ぽんつてかへらぬことくらゐである。
片隅の本箱の上に積んだ原稿紙を五六十枚つかんで来て、懐から手帳を出して手早く頁を繰つて見たが、これぞと気乗きのりのする材料も無かつたので、「不漁ふれふだ、不漁だ。」と呟いて机の上に放り出した。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
此日はことの外不獵ふれふだつたせゐか、家光は恐ろしく不機嫌で、近習達とろく/\口も利きません。鷹狩が濟むと、待ち構へて居たやうに音羽へくだつて、大塚御藥園の高田御殿へお入りになります。