“ふるどうぐや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古道具屋90.9%
古道具商9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これをどこかへりとばして、みんなでうまいものをってべようといました。それでわたしは古道具屋ふるどうぐやられて、店先みせさきにさらされて、さんざん窮屈きゅうくつな目にあいました。
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「こちらのかざりだけを×××××でいただきましょう。このさかずきは、どうでもよろしゅうございます。」と、古道具屋ふるどうぐやはいいました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
八時をすぐれば街はいよいよ熱閙のちまたとなりて、田舎者を待って偽物いかものを売る古道具商ふるどうぐや、女客を招いて恋を占う売卜者ばいぼくしゃ小児こどもを呼ぶ金魚商きんぎょや、労働者を迎うる氷水商こおりみずや
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)