“ふなつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
船着50.0%
船津37.5%
船付12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こいつは毎日、酒桶さかおけになって、揚子江の船着ふなつきという船着きを売り歩いておりますから、およそ船頭仲間のことなら何でも耳にしておりますでな
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わしも、平湯から船津ふなつへ越さざあならねえから、一緒に高山までおともをしてもいいでがんす」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
大阪なる安藤氏の宅に寓居ぐうきょすること数日すじつにして、しょうは八軒屋という船付ふなつきの宿屋にきょを移し、ひたすらに渡韓の日を待ちたりしに、一日あるひ磯山いそやまより葉石はいし来阪らいはんを報じきたり急ぎその旅寓に来れよとの事に
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)