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ふとうめい
ふりがな文庫
“ふとうめい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
不透明
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不透明
(逆引き)
自體彼の頭腦の中には
腐
(
くさ
)
ツたガスのやうな氣が
充滿
(
いつぱい
)
になツてゐて、頭が
甚
(
はなは
)
だ
不透明
(
ふとうめい
)
になツてゐる、彼は
能
(
よ
)
く其れを知ツてゐるから
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
また他の時はすこし
疲
(
つか
)
れを帯びたように
沈
(
しず
)
んで、
不透明
(
ふとうめい
)
で、その
皮膚
(
ひふ
)
の底の方にはなんだか
菫色
(
すみれいろ
)
のようなものが漂っているように見えた。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
と云いながら、雲は無いがなんとなく
不透明
(
ふとうめい
)
な白みを持っている
柔和
(
やわらか
)
な青い色の
天
(
そら
)
を、じーっと
眺
(
なが
)
め
詰
(
つ
)
めた。
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
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