“ふかかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
不可解100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴方あなたの様にさう何遍ことわつたつて、つまおんなじ事ぢやありませんか」と梅子は説明した。けれども、其意味がすぐ代助のあたまにはひゞかなかつた。不可解ふかかいげて梅子を見た。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
卑怯ひきょう成人せいじんたちに畢竟ひっきょう不可解ふかかいなだけである。
そしてその部屋には、土や石できずいた寝台のようなものがあり、壁にはさまざまのりで、絵画や模様らしきものや不可解ふかかいな古代文字のようなものがきざまれてあった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)