“びつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ビツ
語句割合
90.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びつに似た数個の箱を運んで上総国行徳地先から舟に乗って家来十人ばかりと共に所領の上州群馬郡三の倉の邸へ志し、次第に溯江して大利根に出で川俣、妻沼、尾島、本庄裏へと舟を漕ぎ上がり
岩魚 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
さっきの女の人がちゃぶ台にのせてある飯びつと汁鍋の蓋をとって
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ヒエじつこにというたところで、えまになって帰りましたところが、親戚めよりもなし、びつに何う仕ようという目途みあてもないものですから願わくば此の繁盛さかる御府内でまア生涯朽果こちはてれば、おまえ物を
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)