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ひょうほんしつ
ふりがな文庫
“ひょうほんしつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
標本室
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
標本室
(逆引き)
いや、展覧会場ではない、これは針目博士が、他人にのぞかせることをきらっている密室のひとつなのであるから、
極秘
(
ごくひ
)
の生きている
標本室
(
ひょうほんしつ
)
といった方がいいのだろう。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
大学生の
中村
(
なかむら
)
は
薄
(
うす
)
い春のオヴァ・コオトの下に彼自身の体温を感じながら、
仄暗
(
ほのぐら
)
い石の階段を博物館の二階へ登っていった。階段を登りつめた左にあるのは
爬虫類
(
はちゅうるい
)
の
標本室
(
ひょうほんしつ
)
である。
早春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
お父さんが
監獄
(
かんごく
)
へはいるようなそんな
悪
(
わる
)
いことをしたはずがないんだ。この前お父さんが持ってきて学校へ
寄贈
(
きぞう
)
した
巨
(
おお
)
きな
蟹
(
かに
)
の
甲
(
こう
)
らだのとなかいの
角
(
つの
)
だの今だってみんな
標本室
(
ひょうほんしつ
)
にあるんだ。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
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