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ひょうびょう
ふりがな文庫
“ひょうびょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
縹渺
62.8%
漂渺
22.1%
縹緲
12.8%
縹眇
2.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縹渺
(逆引き)
全体に
縹渺
(
ひょうびょう
)
とした詩境であって、英国の詩人イエーツらが
狙
(
ねら
)
ったいわゆる「象徴」の詩境とも、どこか共通のものが感じられる。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
ひょうびょう(縹渺)の例文をもっと
(50作品+)
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漂渺
(逆引き)
もうそうなると
情慾
(
じょうよく
)
もなく恋愛もありません、………私の心に感じたものは、そう云うものとは
凡
(
およ
)
そ最も縁の遠い
漂渺
(
ひょうびょう
)
とした陶酔でした。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ひょうびょう(漂渺)の例文をもっと
(19作品)
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縹緲
(逆引き)
訶和郎の死体は、眼下に潜んだ
縹緲
(
ひょうびょう
)
とした森林の波頭の上で、数回の大円を描きながら、太陽の光にきらきらと輝きつつ沈黙した緑の中へ落下した。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
ひょうびょう(縹緲)の例文をもっと
(11作品)
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縹眇
(逆引き)
そして、貪り恋ふる目標物の
縹眇
(
ひょうびょう
)
として捕捉し難いのにも自分
乍
(
なが
)
ら驚かれた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ひょうびょう(縹眇)の例文をもっと
(2作品)
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