“ひまわり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
向日葵90.0%
日向葵6.7%
日葵1.7%
日輪草1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箱の頂きには土が盛られ、そこに植えられた十本の薬草、花開いて黄金色こがねいろ向日葵ひまわりのような形であったが、ユラユラと風に靡いている。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
続いて豆をるような音がすると、驚き呆れている三人の眼の前へ、二尺四方もある向日葵ひまわりの彫刻が、床から抜け出して二三寸セリ上ります。
向日葵の眼 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「新緑の間」だの「白鳥の間」だの「向日葵ひまわりの間」だの、へんに恥ずかしいくらい綺麗きれいな名前がそれぞれの病室に附せられてあるのだ。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
陽ざかりの日向葵ひまわりの花のような、どこにもかげのない明るい顔だちは、以前とすこしも変わらないが、いったい、どんなお化粧の仕方をするのか、唇などはいかにも自然な色に塗られ、頬はしっとりと落ちついた新鮮な小麦色をしている。
キャラコさん:06 ぬすびと (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
しかれども日葵ひまわりつねに太陽に向う如く、磁針が恒に北を指す如く、川流の恒に海に入る如く、彼の心は恒に家庭に向ってはしれり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
けれど出窓のところに紅雀べにすずめがいたり、垣根のわきに日輪草ひまわりが咲いていたりすると、きっと立止って、珍らしそうに眺めたり、手に触れるものは、きっと触って見るのでした。