“はしいた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
橋板88.9%
端板11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何人の夜けてまうで給ふやと、あやしくも恐ろしく、親子顔を見あはせていきをつめ、そなたをのみまもり居るに、はや前駆ぜんぐ若侍わかさむらひ七四橋板はしいたをあららかに踏みてここに来る。
あたりをかまはず橋板はしいたの上に吾妻下駄あづまげたならひゞきがして、小走こばしりに突然とつぜんいとがかけ寄つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
我見しにひとりおとがひより人の放屁する處までたちわられし者ありき、中板なかいたまたは端板はしいたを失へる樽のやぶれもげにこれに及ばじ 二二—二四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)