“のりおく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乗後80.0%
乘後20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晩に出る最終の河蒸汽に乗後のりおくれまいとして、岸本は夫婦と一緒に河岸を急いだ。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
乗後のりおくれたのらしいです」
村の成功者 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
まゝよ、一分いつぷんでも乘後のりおくれたら停車場ステエシヨンから引返ひきかへさう、それがい、と目指めざ大阪おほさかかたきつて、うもうはじめから豫定よてい退却たいきやく畫策くわくさくするとふのは、あんずるに懷中くわいちうのためではない。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)