“ねんこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拈香40.0%
年功40.0%
捻香20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、いぶかりつつ眸をこらして正面の仏龕ぶつがんほのかな辺りを見ると、厨子ずし位牌いはい金壁こんぺき供華くげ拈香ねんこうなどのおごそかなものの影のうちに、さきの誓書一束が供えられてあるのがひとしお目につく。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぢゃによって今直いますぐにおまへなが年功ねんこう思案しあんをしてくだされ。
お坊さんは、壇の上の独鈷とっこをとって押頂おしいただき、長い線香を一本たて、捻香ねんこうをねんじ、五種の抹香を長いのついた、真ちゅうの香炉こうろにくやらす。