“にんく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忍苦57.1%
人工28.6%
人区14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われに越王勾践えつおうこうせん忍苦にんくあり、帷幕いばく民部みんぶ咲耶子さくやこ蔦之助つたのすけあり、忍剣にんけん龍太郎りゅうたろう驍勇ぎょうゆうあり、不倶戴天ふぐたいてんのあだ徳川家とくがわけを討ち、やがて武田再興たけださいこうの熱願、いな、天下掌握しょうあく壮図そうと、やわか
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「はい。先年、お旗上げのとりでとして、ご籠城のみぎり、賊軍のため焼亡した笠置寺かさぎでらへ、さきごろ造営再建ぞうえいさいこんのありがたい勅がくだされましたので。……それの木材、人工にんくなどの用務をおびてのぼりました」
なあに、おいらだって、いつまでもこのまんまじゃあいねえつもりだ。おっつけ親方の引き立てで、相当の人区にんくを取るようになる。