“にんかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人間66.7%
人羹33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この褐色カプシン猴は猴類でもっとも睿智えいちのものと言うべく、野生のままでは大いにその睿智と模倣力を揮うべき事物に接せず、したがってやや低能なるも、人間にんかんに棲み
西アフリカのアシャンチー人伝うるは、昔上帝人間にんかんに住みまのあたはなしたから人々幸福だった。
ところが『清悦物語』以下の書においては、人羹にんかんまたは仁羹と名づくる朱の色をした魚の肉と称して、ほとほと凡人をして断念せしむるに足るような、珍しい遭遇を説いているのである。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)