“にぶん”の漢字の書き方と例文
語句割合
二分100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみの席より尺余しゃくよゆかを高くして置いた一室と離屋はなれの茶室の一間とに、家族十人の者は二分にぶんして寝に就く事になった。幼ないもの共は茶室へ寝るのを非常に悦んだ。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
ほつと一息ひといき引上ひきあげてると、おもつたより巨大おほきうをで、ほとんど端艇たんてい二分にぶんいちふさいでしまつた。