“なんろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
南廊40.0%
南楼40.0%
南壟20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では、南廊なんろうの口まで、お送りしましょう」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
把酒南楼夜欲残 南楼なんろうに酒をり よるのこらんとほっ
十九の秋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
むかし唐土もろこし蔡嘉夫さいかふといふ人間ひと、水を避けて南壟なんろうに住す。或夜おおいなる鼠浮び来て、嘉夫がとこほとりに伏しけるを、あわれみて飯を与へしが。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)