“なまづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鯰90.0%
生冷10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがだんだんかわつて尾(を)が出(で)てきました。おたまじやくしになつたのです。男蛙(をとこかへる)はそれをみると氣狂(きちが)ひのやうになつて怒(おこ)りだしました。鯰(なまづ)の子(こ)をうんだとおもつたのです。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
付よ其方(そなた)は餘り正直過(しやうぢきすぎ)るゆゑなり早々御酒のかんを付鯰(なまづ)の燒乾(やきから)しを煮付(につけ)にして上よと申付るに彌助は諾々(はい/\)と云ながら酒のかんを付肴を拵(こしら)へて出しければ武士は大いに機嫌(きげん)を直(なほ)し最(いと)愉快氣(こゝろよげ)に酒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
タッタ一つ眼に残っているのはあの鉛色の水銀燈のイヤアな光りだけなんで……まったくあの陰気臭い生冷(なまづ)めてえ光りばっかりは骨身に泌みて怖ろしゅうがしたよ。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)