“ながなきどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長鳴鳥80.0%
長鳴鶏20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういう次第で多くの神樣たちが天の世界のあめのヤスの河の河原にお集まりになつてタカミムスビの神の子のオモヒガネの神という神に考えさせてまず海外の國から渡つて來た長鳴鳥ながなきどり
「神代巻」や『古事記』に、天照大神あまてらすおおみかみ岩戸籠いわとごもりの時、八百万やおよろずの神、常世とこよ長鳴鳥ながなきどりあつめ互いに長鳴せしめたと見ゆ。本居宣長曰く、常世の長鳴鳥とは鶏をいう。常世は常夜とこよで常世とは別なり。
呼べ、と言えば、おんなどもが愚図ぐず々々ぬかす。新枕にいまくら長鳴鶏ながなきどりがあけるまでは待かねる。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)