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長鳴鳥
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ながなきどり
ふりがな文庫
“
長鳴鳥
(
ながなきどり
)” の例文
常夜
(
とこよ
)
の
長鳴鳥
(
ながなきどり
)
といふものの聲が闇の空を破つて遠くにも近くにも起つたが、そこいらはまだ暗かつた。そこへ今度は逞しい『力』の神が來た。
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
チャボと名古屋
交趾
(
コーチン
)
とを並べて鳴かせて見ても、神代の
常世
(
とこよ
)
の
長鳴鳥
(
ながなきどり
)
の声音を、想像することはむつかしい。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
こういう次第で多くの神樣たちが天の世界の
天
(
あめ
)
のヤスの河の河原にお集まりになつてタカミムスビの神の子のオモヒガネの神という神に考えさせてまず海外の國から渡つて來た
長鳴鳥
(
ながなきどり
)
を
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
「神代巻」や『古事記』に、
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
岩戸籠
(
いわとごも
)
りの時、
八百万
(
やおよろず
)
の神、
常世
(
とこよ
)
の
長鳴鳥
(
ながなきどり
)
を
聚
(
あつ
)
め互いに長鳴せしめたと見ゆ。本居宣長曰く、常世の長鳴鳥とは鶏をいう。常世は
常夜
(
とこよ
)
で常世とは別なり。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“長鳴”で始まる語句
長鳴
長鳴鶏