“ながつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
九月50.0%
長月50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文治元年九月ながつきの末に、かの寂光院へ入らせおはします。道すがらも四方よもこずゑの色々なるを、御覧じ過ごさせ給ふ程に、山陰やまかげなればにや、日もやうやう暮れかかりぬ。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
九月ながつき下旬すゑつかた、けふはことに二一なごりなくぎたる海の、にはか二二東南たつみの雲をおこして、小雨こさめそぼふり来る。
長月ながつき鎮守ちんじゆまつり
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)