“ながぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナガヂ
語句割合
長道66.7%
長路33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新羅しらぎ使等が船上で吟誦した古歌として、「天離あまざかるひなの長道ながぢを恋ひ来れば明石の門より家のあたり見ゆ」(巻十五・三六〇八)があるが、此は人麿の歌が伝わったので
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あまさかる ひな長道ながぢゆ れば、明石あかしより、大和やまとしま
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この歌も、「あまざかるひな長道ながぢゆ」の歌のように、直線的に伸々のびのびとした調べのものである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あまざかるひな長路ながぢひ来れば明石あかしより倭島やまとしまゆ 〔巻三・二五五〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)